poetoh

大島憲治の詩とエッセイ、フォト、自由律俳句を紹介。既刊詩集『イグナチオ教会通り風に吹かれる花のワルツ』(書肆山田) 『東京霊感紀行』(竜鱗堂) 『センチメンタルパニック』(私家版) 『荒野の夢』(蝶夢舎)『シャドーボクシング』(蝶夢舎)

祭りの朝はすばらしいものだ

祭りの朝はすばらしいものだ

そばに美人がいたらもっとすばらしい

湖のほとりで子どもが魚を釣っている

それもなんとすばらしい光景だろう

美しい光景をいつも心に抱こう

不安ばかり抱えた人生

それは人生とは呼べないから

 


カザフの老人が「ドンブラ」という2弦楽器を弾きながら歌った歌詞。NHK BS「世界ふれあい街歩き」〈中央アジアの庭園都市 アルマトイ~カザフスタン~〉より採録