器 肉体よりも眼がほしい 生きものでもなければ 物でもない かぎりある重さ たった一つの色 ふれることが叶わぬ 線と粒子 不感の熱 そのなかに 海はなく 星はない あの厚みは銀河ではない つまり 信仰よりも確かに 在るということ 割れるということ 長次郎 …
銘 むかし咄 長次郎 16世紀 「デュシャン展」(東京国立博物館)にて撮影
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