poetoh

大島憲治の詩とエッセイ、フォト、自由律俳句を紹介。既刊詩集『イグナチオ教会通り風に吹かれる花のワルツ』(書肆山田) 『東京霊感紀行』(竜鱗堂) 『センチメンタルパニック』(私家版) 『荒野の夢』(蝶夢舎)『シャドーボクシング』(蝶夢舎)

言葉は人間の意思をまっすぐに映すものではなく

言葉は人間の意思をまっすぐに映すものではなくて、むしろ言葉に言わされている。書き言葉が、書いた人の意図から離れて新たな読み方をされていくところも、まるで別の意思を持って動く生き物のような感じがします。

円城 塔  朝日新聞 2021年1月1日朝刊

〈コトバと時間〉より