poetoh

大島憲治の詩とエッセイ、フォト、自由律俳句を紹介。既刊詩集『イグナチオ教会通り風に吹かれる花のワルツ』(書肆山田) 『東京霊感紀行』(竜鱗堂) 『センチメンタルパニック』(私家版) 『荒野の夢』(蝶夢舎)『シャドーボクシング』(蝶夢舎)

2020-12-21から1日間の記事一覧

本来の自己に仕えているのは非俗人である

本来の自己に仕えているのは非俗人である。私はこれを「純粋人」と呼ぼうと思う。(中略)足穂は次第に純粋人を称揚して、次のように言う。……純粋人の立つ一線には、不純粋人は指だに触れることが出来ない。この腹癒せとして彼らは「悲惨」とか「敗北」とか「…